一生懸命時間をかけて書いた記事、検索順位や人に見てもらえているか気になりますよね。
Twitterで「ブログを中々見てもらえない」って悩んでいる人の記事や、相談をいただいた方の記事を拝見すると「記事のタイトル」がとても気になるんです。
見られようがない、Googleに評価されようがないタイトルですごくもったいない…。
ちょっとしたポイントを抑えれば「誰にも見られない」って状況は防げますので、私が過去に書いた記事のタイトルを例に、どういうタイトルならいいのかお答えします。
この記事では検索結果の圏外になる原因がタイトルにあると設定して進めます。
自分のブログ記事が圏外なのはなぜ?
あなたは記事のタイトルにどれだけ時間と手間をかけて作っていますか。私は今でこそ少し早くなりましたが、初心者の時、すっごく苦労したんです;
- 自分が記事で言いたいことはある
- 検索ワードを自然に入れないといけない
- クリックされる表現が適切にできているか
など、考えることがいっぱいあるんですよ。語彙力や文章力、クリックしたくなる表現力みたいなのも関係しますしね。
タイトルがいかに重要か、気づいていないから
そもそも記事の中身がどれだけ有益でも、検索結果は基本タイトルが出てきますよね。
ディスクリプション(記事の要約テキスト)がタイトルの下に表示されるからといって、まずは記事のタイトルが目に入るじゃないですか。
検索者はタイトルの印象や内容で記事の中身を想像し、クリックするものを瞬時に判断します。よほど気になる情報でもない限り、検索結果の上位全てを見てくれません。
ライバルサイトに読者をとられないためには、タイトルは全神経を注いで作るものです。
例えば「ディスクリプション」って検索するとします。検索結果で上位表示の記事には「ディスクリプション」が入ってない記事は一つもありませんよね。
またディスクリプションを検索する人の意図を汲んで「言葉の意味」や「何のために存在するのか」など、タイトルに盛り込まれています。PVをアップさせるには最低限こういう配慮が必要なんです。
初心者が作ったタイトルは「自分の主張だけ」になりがち
PVが増えない(検索結果が圏外)っていう初心者さんの記事を拝見すると、
- 検索流入が欲しいのに必要なワードがそもそもなかったり
- 限られた文字数なのに、自分の主張が先行していたり
するんですよ。
自分の言いたいことを全面に出しすぎて、記事が何のためにあるのかっていうのを忘れてしまう。どんなタイトルを作れば情報を必要とする人に届くのか、よく考えられてないんですよね。
検索者が見つけやすいタイトルを作らないとどうなるのか
もちろんGoogleのクロールは、タイトル以外に記事全体から得られるワードや内容で順位を評価してくれますが、評価の大事なポイントとして「タイトルと情報に矛盾がないか」というのがあります。
それがあなたの記事順位の要因の一つになりますし、検索者に必要とされるなら「これは何の記事か」っていうとっかかりとしても、記事のタイトルがとても重要になってきます。
タイトルを重視しないことで評価されず、圏外のまま。検索結果に上がってこないため見られない、つまりPVが増えないってなるんですね。
【例】ブログ初心者が作りがちな記事のタイトル
ではここから私の体験談をご紹介します。見られるはずがない、圏外の記事タイトルの例を恥ずかしながらお伝えしますね。
記事で扱ったネタは「電子レンジで使う調理器具」についてで、タイトルは
電子レンジでご飯を炊こう!一人分にちょうどいいし、値段が安くて掃除も楽!
です笑
当時はすごく有意義なものが書けたと思っていましたが、あなたはこれをクリックしたくなりますか?…ならないと思うんですよ!
どこが悪い?
- 紹介したいはずの商品名がタイトルにない
- どんな検索ワードを狙っているのか調べていないのが丸分かり
- 内容を読んでほしいのに言いたいことはタイトルで全部言っちゃってる
といった感じで、検索者に見てもらうために必要な状態・タイトルではないんですよね。
記事タイトルの付け方で大切なことを3つ解説!
今度は別の例を使ってもう少し深くお話します。
- 検索者意図にあった検索ワードを入れる大切さ
- タイトルに記事を見るべき価値(理由)をつける大切さ
- ターゲットに刺さるタイトルである大切さ
の3つでご説明しますが、今実際に手元で検索ができるなら、理解を深めるためにも一緒にやってみてほしいです^^
①検索者意図にあった検索ワードを入れる大切さ
先日家庭で油であげる冷凍ポテトを購入しました。1kgくらいはあったかな?安かったので選んだんですが、どうやってもパサパサして美味しくないんですよw
でももったいなくて、何とか美味しく食べれる方法がないかな?って調べました。
まずは「ポテト 美味しくする方法」って検索すると、マックのポテトを復活させる記事が出てきたんですね。当然ほしい答えではないので、別のワードにしますよね。
結局「ポテト アレンジ」というワードで得た情報に落ち着いたんですが、言いたいことがお分かりですか?
記事の内容がポテトを美味しくするアレンジレシピだったら「ポテト 美味しくする方法」ってワードで記事を作っちゃダメなんですよね。
検索結果の上位はマックのポテトを美味しくする方法なので、記事の内容を伝えるワードとして求められていないんですよ。
②タイトルに記事を見るべき価値(理由)をつける大切さ
次に「ポテトのアレンジレシピ集」ってタイトルをつけるとします。でも「ポテト アレンジ」で表示された結果を見ると…
- 斬新なアレンジ
- 簡単にできる
- チーズとの組み合わせ
- 選択肢が10品以上ある
- クックパッドやフライドポテト研究家など権威あるレシピサイト
- インフルエンサーの動画
内容が全然違うじゃないですか^^;
だから「ポテトのアレンジレシピ集」ってタイトルだけだと、検索者が時間をかけて中身を見たいと思わせる情報が少ないってわかりますよね?
誰かに刺さっているようで、全然誰にも刺さってないんですよ。これは実際の検索結果を分析したり、他のコンテンツをみていないと理解できないポイントです。
③ターゲットに刺さるタイトルである大切さ
また②で紹介したコンテンツをそれぞれどんなターゲットに刺さるのか簡単に説明すると…
コンテンツ内容 | ターゲット像(例) |
斬新なアレンジ | 知的好奇心をくすぐる |
簡単にできるのか | 家庭や仕事で忙しい人向け |
チーズとの組み合わせ | 好みの幅が決まっている人 |
選択肢が10品くらい | 検討材料がほしい |
権威あるレシピサイトやインフルエンサーの動画 | 絶対的な保証がほしい |
こういうことなんです。
だから誰に対して、どういうニーズに合わせてタイトルをつけたらいいのか、タイトルの重要性が分かっていただけたと思います。
今回ポテトが例だったんですけど、ジャンルやネタによってタイトルの組み方も変わります。検索結果で圏外になっている方は、これまでご紹介した視点を改めて意識していただけると幸いです。
ということで今回は「自分のブログ記事が圏外なのはなぜか」その理由と記事タイトルの付け方で大切なことを3つ解説しました。お役に立てば幸いです。
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