今のジャンル、方向性でいいのかな?
というお悩みをよくもらいます。
ブログのPVが増えない、売り上げが増えない原因の一つに「ジャンルや方向性を間違えた」がありますが、初心者ブロガーさんのお話を伺っていると本当にジャンルや方向性のせいなのか?というケースが見られます。
だから今回は「ブログの方向性間違ったかも」と悩む方へ、
- 方向性を間違えたと判断できる材料
- PVが増えない原因
- ジャンルや方向性を変える時の選び方
の3つの観点で解説します。
なぜブログの方向性で悩むの?
そもそもなぜ方向性について悩むのかというと、
- 結果がすぐに出ない焦り
- 稼ぎにくいジャンルなんじゃないかと疑う
- いろいろ手つけてしまい、何がしたいかわからない
状態なんじゃないかと思います。
特にYMYLジャンルで悩んでいる人が多い
また稼ぎにくいジャンルとはYMYL(Your Money Your Life)というGoogleに評価されづらいジャンルのこと指します。
YMYLとは、「Your Money Your Life」の略で、ユーザーの金銭・生命に重大な影響を与える可能性があるトピックのこと。Google が作成した「検索品質評価者向けガイドライン(Google General Guidelines)」で、Page Quality評価の項目の1つとして記載されている。
具体的には、「商品の売買・金銭の授受」「金銭に関する情報」「医薬系情報」「法的情報」「その他、養子縁組や車の安全性など、財産・生命に重大な影響を与えうる情報」がYMYLに該当する。低品質なYMYLページは、ユーザーの幸福・健康・金銭的な安定性を害することがあるため、これらを扱う場合は、E-A-T・運営者情報・評判などについて厳しい基準が適用される。
YMYLとは|用語集|株式会社アイレップ
私への質問では特に金融関係ネタで悩んでいる方が多い印象です。
ブログ初心者はジャンルのせいじゃない場合が多い
ところがお悩みを聞きながらブログを拝見すると、実は相談者さんのサイト設計の甘さや低品質の記事、よく練られていない戦略に原因があることが多いです。
ブログに挑戦したばかりだと達成感があるから、PVが増えないのはジャンルのせい、外的要因に原因を求めがちなんじゃないかと。(私もそうでした)
ブログの方向性を間違えたと判断できる基準とは?
ジャンルのせいなのか、自分に原因があるのか見分けるため、判断基準をご提案します。
記事数に対して結果が出ているかどうか
もし今ブログに10記事もないなら結論づけるのが早いです。上位表示には時間がかかりますし、もう少し書いてみて判断してもいいでしょう。
またブログに10記事以上ある人でPVが月に4桁以上ない方は立ち止まってみてください。PVが増えない行動(リサーチやインプット不足など)をしていることに気づいていない証拠です。
競合チェックや分析を重ねて記事の内容を改め、上位表示を何度も狙って結果が出ないなら、ジャンルを疑ってみてもいいでしょう。
運用歴の割に結果が伸び悩んでいる
3ヶ月や半年、1年の節目に、記事数に比べてPVがほとんど増えていない時には「あなたのブログ運営の方向性(やり方)」を見直してください。同じやり方では通用しない証拠です。
ジャンルのせいだと決めつける前に
先ほどの記事数でもお伝えしたように、リライトしてリサーチして結果が出るまで対策し続けたなら、ジャンルを疑ってもいいのですが、PVを増やす行動を取れていないうちは決めつけないことが重要です。
なお、上位表示には時間がかかるので、ブログを始めたばかりだと不利な状況もあるとは思います。
でもこんなものだと諦めたり、初心者だから結果が出ないのは仕方がないといって、少ないPVで納得するのは違う気がします;
ぜひ記事数と運用歴を基にジャンルや方向性に原因があるかどうかを判断してください。
PVが増えない主な原因とは
自分のブログに原因があるのか、さらに深掘りするためPVが増えない原因についても解説します。
PVが増えない行動って?
よくPVが頑張っても伸びない、ほとんど収益がないという人がいらっしゃいますが、ブログを拝見していると「PVが増えない行動をあえてしている」ように見えます。
- リサーチ不足
- インプット不足
- アウトプット不足
- ターゲット(ワード)選定不足
ライバルが強いと知らなかったり、低需要に投入してしまっているんですね…。
なぜPVが増えない行動をしてしまうの?
なぜそうなるかというと、
- 今無料で使えるリサーチツールがあるのに、使い方や存在すら知らない
- 検索ボリュームや競合性を調べていない
- ビッグキーワードやニッチワードを狙っている
- ワード選定が正しくない、ズレがある
あまり研究していないんです。
具体例でいうと日記風の記事。誰に向けて発信するのか深く考えないまま語リたいだけ語るといった、発信先の矢印が自分に向いているケースですね。
だから有用性が低く、差別化できていないコンテンツを量産してしまい、上位表示ができないからPVも増えない・結果が出ないという風に連鎖します。
自分以外の誰かに届けるなら、記事構成やタイトルにおいて適した形があることを無視してはいけません。
また表面的にテクニックをなぞるのではなく本質を理解し、実践と反省を続けることも大事です。
ジャンルや方向性を変える時の選び方
では最後にジャンルに原因があった時に方向性を変えるならどう選んでいけばいいのかご紹介します。
自分と関係があるジャンルか
稼ぎやすいジャンルというだけで選ぶと失敗しやすいです。リサーチに時間がかかるのでサイトや記事の質が悪くなるし、最後まで完成せずに終わってしまいます。
また記事執筆の手が何度も止まる原因にもなるでしょう。
価値提供ができるか
繰り返しますが、PVが増えない原因は理想と現実とのギャップが大きいからと考えられます。
上位表示ができる記事の理想の形とあなたの発信力(記事の情報量やタイトルの表現力、ライティングスキルなど)に差があるから結果につながらないんです。
また新たな価値提供ができるかどうかも大事です。レッドオーシャンに正面から向かって行っては、上位表示できずに埋もれてしまうだけです。どんな切り口でどう強みを活かせるか熟考する必要があります。
引き出しが多い
そしてそのジャンルの知識やスキルを持っているとか、引き出しが多いかどうかも大切です。見切り発車で選ぶとネタが尽きたり、権威性が落ちる原因にもなります。
ということで今回は「今のジャンル・方向性でいいのか?」について解説しました。参考になれば幸いです!
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